症例記録

このセクションは、獣医療の現実を示すために具体的な医療行為や手術の画像を含んでいます。

一部の閲覧者様にとっては敏感な内容となる可能性がありますので、閲覧に際しては十分ご注意ください。

我々の目指すところは、エキゾチックアニマルの健康と幸せを促進するための教育的な情報の提供です。
この内容が皆さまの理解と知識の向上に役立つことを願っております。

2023年6月12日 

被験体:コーンスネーク(雌、推定1歳)

主訴:1週間前、自宅で卵づまりと判断し、腹部を圧迫して排卵を試みたところ、卵と共に子宮の一部が排出された。

手術の経過:

手術前にレントゲン検査を実施し、切開部位を決定。

メスを使用して体側を切開。

卵巣を一対摘出。左子宮は頭部側が断裂し、黒色変性が見られた。右子宮は尾側が断裂し、黒色変性が見られた。

両子宮は問題なく摘出できた。

切開部を綿密に閉じ、適切に縫合。

術後経過:

麻酔から問題なく覚醒。手術後の状況を注視し、抗生物質と鎮痛剤を適切に投与。継続的なフォローアップとケアが行われる。

未経験の者が卵づまりを自力で処理するのは危険であるとの教育を行い、将来的な問題を避けるためにプロフェッショナルな獣医師の介入を推奨。今後の飼育における健康管理と必要な緊急処置についての指導も行った。